2020.0718

今日は土曜日、本当に2週間ぶりくらいに外は晴れて、学童では久々に運動場で思い切り走った。

子どもたちのはしゃぎ方は太陽の輝きにも負けてなかった。

教採が3分の1くらい終わってなんとなく、スイッチが入ってきた。

友達と勉強するのは楽しい、こんな充実した日々を過ごせているのはとても良いことだと思うし、毎日が楽しく思う。

そんな日常は当たり前に来るが、一方で悲しいニュースが今日突然起きた。

今朝俳優の三浦春馬さんが自宅で亡くなっているのが発見された。

これを知ったのは勤務中に、他の先生からLINEニュースを見せられて知った。突然のことで正直とても驚いたし、その時は悲しみよりも驚きの方が強かった。

家に帰って、そういやと思い、三浦春馬のことをネットで検索して、死因などを調べてみた。自殺だった。

子どもの頃からドラマで見ていて、真っ直ぐな心を持つ人なんだろうなと、会ったことはないが、そう思えるような演技や普段の表情を見ていて、すごく好感を持てる俳優さんだった。それだけに、少し他人事ではない気がしたし、本当に涙が出そうになった。


今になって考えると、最近のニュースでは暗いニュースが多くて、心を痛めることも多かったのだろうなと思いながら、なんとなく、三浦春馬という人物は若くして亡くなる運命だったのかもしれないなと納得できる部分もある。

独特の繊細さが、彼の魅力であり、弱点だったのかもしれない。

結局のところ、SNSのトラブルが学校教育で取り上げられることも多くなったが、大人の社会でもこれだけ問題になっている時点で、特殊な時代というか、昔の日本では考えられないような時代なんだと思う。

と同時に、自分で死ぬことはダメなことという概念自体も少しずつ変わっている気がする。

何が正しいとか誰が正義とかそう言うこともSNSで呟くことも考え直す必要があると俺は思う。


自分でもなんで思いついたのかわからないが、夜風に当たりたくて、夜になってからチャリでいつもの高台まで行った。

行くまでの道のりは坂だし、暗くて不気味な住宅街を通るし、団地の中にあるから、なんとなく行ってもすぐに降りてくる。けど、なんか考え事をする時や物事の転換期ではそこに行くようにしている。

そこに行って、ひとり座り込んで寝屋川市をしばらく眺めてたら、なんとなく、今はこんなことをしてる場合じゃないと言う気持ちになった。全速力で来た道をくだっていったその時に、イヤホンから流れる曲は風の音が混じって新しい音楽へと昇華している気がした。とても清々しい気分になった。


そこの時に、苦しくなっても好きな音楽と美味い飯を食えば俺は大丈夫だっていう、俺なりの答えが出た。

いい一日だった。