The Dead Don't Die
イオンシネマでThe Dead Don't Dieを見た。
監督がジムジャームッシュだから、マストで見なければならない使命感で見に行った。
ゾンビ映画自体、普段あまり見ないのでどんなもんかなとは思っていたが、終始暗いテイストではあるがコメディ要素が強かった。
映画で出てきた曲は60年代風のカントリーミュージックで好きなジャンルの曲だった。
元からある曲なのかと思いきや、この作品のために書き下ろされたものらしい。
スターウォーズのカイロレン役のアダムドライバーが事あるごとに“This isn't gonna end well(これは悪い結末になる)”と繰り返しているのが印象的だった。
なぜ、こいつはこんなにも落ち着いているのかとずっと考えていたが、物語の後半でジムの脚本を読んでいたからという楽屋オチという、考えていたことがバカバカしくなるような内容だった。
物語の冒頭から出ているボブは俗世から離れた森で野生生活をしている。こいつはいつ出てくるのかと思っていたが最後まで目立った活躍はしなかった。
ストーリーテラー(ウィットネス?)の役割をしているということが後々ネットで調べてわかった。
What a fucked-up worldという言葉を最後に残して映画は終わった。
なんというか不思議な映画だったが、今見るのに相応しい。むしろ今だからこそ見ておく映画だなと思った。